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仕事で企画ができること

8月10日〜15日まで会社は夏期休暇。社会人2年目も3分の1が経過。

役職が変わり、部下ができ、営業としての設定目標が変わり・・
とにかく変化が激しかった4ヶ月だった。。

さて、振り返りを含めて最近仕事で感じている企画することの楽しさについて。

企画の楽しさを感じられるようになった・・・というよりは仕事で企画ができるようになったと言った方が正しいかな。
その理由は会社に元電通で働いていた方が同じチームに入ってきてくれたから。

その人の人脈、ノウハウを活かして提案の幅が広がり、今までできなかった紙媒体やPRを絡ませた企画ができるようになった。
毎月毎月組織体制が変わる会社の仕組みには戸惑いを感じることもありながら
今回ばかりは本当に感謝です。

僕の仕事はWEB広告、その中でもリスティング広告と呼ばれる商材をメインで扱っています。Google、Yahoo!で検索した際に上だったり、右側に出ている広告がそれです。
広告関係の仕事と聞くと、クリエイティブで華々しいイメージをもたれる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
電話で営業をして、提案の機会をもらって、他の会社で運用している広告を、さらに効果を高めるので切り替えてください!というのが営業スタイル。

そうは思いたくなかったけれども、今までの仕事は、営業力ありき、商材ありきの仕事。
もちろん、今までもビジネスモデルを理解して、クリエイティブな提案をしようという思いはもっていましたが、どこかやりたい仕事とのギャップがありました。
やりたかったのは企画。

ずっとクリエイティブな仕事がしたい!と思っていたけれど、できていなかった。
それが周りの環境の変化によってクリエイティブな仕事ができるようになった(正確にはクリエイティブな仕事をできる可能性が広がった)

僕の中でクリエイティブな仕事は
・既存の枠組みに捉われない発想ができること
・より多くの人を巻き込める企画ができること

今はこの2つが満たされるような仕事が少しずつできてきている。
例えば、渋谷の町全体を巻き込んだプロモーション企画を考えようと話になっていたりと・・・急にスケールが大きくなった。

企画の楽しさを、どこまで質の高いアウトプットにつなげることができるかが今後の課題かな。どこまで創造力を働かせて、自分の仕事の幅を広げることができるか・・・
いまは変化を起こすチャンス!

ちなみに、同じチームで働くことになった元電通の方は、歓迎会で24時頃までお酒を飲んで、その後にアイデアを出すために六本木TSUTAYAで雑誌を読みあさるとのこと。
アイデアを出す覚悟が違うな。

一先ずこの5日間はゆっくり休ませてもらおう。

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