野中先生の「知識創造企業」や「イノベーションの作法」を読んでいて、 イノベーションを起こすためには方法論(デザインプロセス)より先に 「人」に着目する必要があるなと思うようになっています。 今年に入って、コンセプトメイキングの手法やプロセスを勉強してきたけれど プロセスより先に「イノベーターの考え方、仕事に取り組む姿勢」を、もっと学ぶ必要があると感じています。 (結局は「人」ということだけなのですが・・・) 組織的知識創造のファイブステップ もちろん方法論は大切で、知識創造のプロセスはもっと実践する必要があるのはわかっています。 イノベーションにつながるコンセプト作成(知識創造)のプロセスを野中先生は下記の5つのステップにまとめています。 暗黙知の共有 コンセプトの創造 コンセプトの正当化 原型(アーキタイプ)の構築 知識の転換 このプロセスが前提にあるとして、どうすれば、このプロセスを実行できるのか? を考えたときに、「人」に行き着きます。 知識創造を方向づけるビジョン ここから方法論より人という話について。 「イノベーションの作法」で紹介されているイノベーターたちが必ずもっているのは自らの理想を追求する姿勢=ビジョン。 「自分たちは何のために存在するのか」を自分自身、チーム、組織内、社内を超えて問い続けている。 コンセプトやイノベーションはカッコイイものキレイなものでは決してなくて 貪欲なまでに理想を追求する姿勢、覚悟が必要だと感じています。 野中先生の著書には、イノベーションを生む「SECI(セキ)モデル」が提唱されているが その後には「リーダーがいかに高質な暗黙知を有しているか」が何度も強調されている。 「SECI(セキ)モデル」について リーダーシップが中心にないと機能しないのは、Webマーケティングにて良く用いられる「PDCAサイクル」を考える上でも同様なのだと思います。 エスノグラフィー、参加型デザイン、ソーシャルリスニングなど、ユーザーと密に関わっていく手法は注目を集めていますが、 手段が目的になっては意味をなさないと思います。 「深い問いをもってユーザーと関わる姿勢」 こればあ...