昨日のあずまやのブログで「コミュニティ」という言葉の歴史を学んだのでまとめておこうと思う。
現在勉強会で読んでいるのはこの本
第5章9節でコミュニティ・まちづくりに関する話がでてきました。
レジュメに出ていたコミュニティ関連の歴史を整理すると
戦前:日本は強い共同体的つながりが保持されていたため「コミュニティ」という言葉は注目されていなかった
1952年に町内会禁止が解かれ、住民組織が各地で様々な名称で活動し始める
1970年代に産業構造の変化→都市の過密、農村の過疎問題→地域共同体の形骸化の認識が高まる。ここで「コミュニティ」という言葉が注目され、行政や政党の運動方針に登場
1970年には地域福祉が確保されるための基本的拠点としてコミュニティという言葉が使われ始めた
コミュニティ崩壊を問題として捉え、その解決のためにコレクティブハウスをはじめ、地域のつながりを取り戻すための様々な活動が行われている。ただ、コミュニティの崩壊は今に始まったことではなく、1970年代から、地域共同体の形骸化と叫ばれていた。
少し新聞検索をしてみました。
読売新聞ではコミュニティという言葉は1986年に使われ始めています
国際社会福祉会議の分科会テーマで「家族とコミュニティの強化」という部分で登場
朝日新聞では1970年に学区単位の“社会” 自治省が「コミュニティー」構想 町会に代る自治組織へ という見出しを発見
コミュニティという言葉が使われ始めたのは1970年代ということは間違いなく
アメリカ・イギリスから輸入してきたもの
この横文字がまちづくり分野、福祉分野両方で使われ始めた
おそらくポイントは
行政主導でコミュニティという言葉が使われ、一方的にお金をつぎ込み開発を進めたのか
それとも住民主導でコミュニティという言葉を使い自治をおこなってきたのかということ
自治省、地方自治、住民自治、団体自治・・・
いろいろな言葉が使われ始めてよくわかりませんが
地域に根を張り、一つひとつ丁寧に積み上げていく先にしか「自治」という言葉
はないのではないかと思います。
現在勉強会で読んでいるのはこの本
第5章9節でコミュニティ・まちづくりに関する話がでてきました。
レジュメに出ていたコミュニティ関連の歴史を整理すると
戦前:日本は強い共同体的つながりが保持されていたため「コミュニティ」という言葉は注目されていなかった
1952年に町内会禁止が解かれ、住民組織が各地で様々な名称で活動し始める
1970年代に産業構造の変化→都市の過密、農村の過疎問題→地域共同体の形骸化の認識が高まる。ここで「コミュニティ」という言葉が注目され、行政や政党の運動方針に登場
1970年には地域福祉が確保されるための基本的拠点としてコミュニティという言葉が使われ始めた
コミュニティ崩壊を問題として捉え、その解決のためにコレクティブハウスをはじめ、地域のつながりを取り戻すための様々な活動が行われている。ただ、コミュニティの崩壊は今に始まったことではなく、1970年代から、地域共同体の形骸化と叫ばれていた。
少し新聞検索をしてみました。
読売新聞ではコミュニティという言葉は1986年に使われ始めています
国際社会福祉会議の分科会テーマで「家族とコミュニティの強化」という部分で登場
朝日新聞では1970年に学区単位の“社会” 自治省が「コミュニティー」構想 町会に代る自治組織へ という見出しを発見
コミュニティという言葉が使われ始めたのは1970年代ということは間違いなく
アメリカ・イギリスから輸入してきたもの
この横文字がまちづくり分野、福祉分野両方で使われ始めた
おそらくポイントは
行政主導でコミュニティという言葉が使われ、一方的にお金をつぎ込み開発を進めたのか
それとも住民主導でコミュニティという言葉を使い自治をおこなってきたのかということ
自治省、地方自治、住民自治、団体自治・・・
いろいろな言葉が使われ始めてよくわかりませんが
地域に根を張り、一つひとつ丁寧に積み上げていく先にしか「自治」という言葉
はないのではないかと思います。