P64 部門横断的に巻き込み好業績を実現する力
「コラボる」などと安易に言われるほど、コラボレーションは簡単ではない。ただ、コラボレーションは時代の要請であり、個人としても組織としても身につけなければならないスキルであると。本文ではコレボレーションを牽引するリーダーシップについての考察がされています。
コラボレーションを生むスキル
コラボレーション・リーダーの条件についての研究では、以下の4つのスキルに優れていることが必要だと言われているそうです。
●「コネクター」(人と人を結びつける者)の役割を果たす
●さまざまな人材と関係をつくる
●トップがコラボレーションの範を垂れる
●チームが泥沼の論争に陥らないために協力な影響力を発揮する
コラボレーションスキルを診断するために以下のチェック項目が紹介されています。
紹介されているコラボレーションスキルを実践し、最終的な成果につなげるのは簡単ではない気がします。
人とつながることがコラボレーションではなく、人とつながり、チームをつくり、アウトプットを出すことがコラボレーションなのだと個人的には解釈しています。
つながりの数ではなく、普通ならば遭遇することのない人々やアイデア、資源などを結ぶつけ、新しいビジネスチャンスをつくり出すことが求められている。
つながりをつくって終わりではなく、共創する力が大切。