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プロフェッショナルの「超」仕事術


プロフェッショナルの「超」仕事術

生産性を向上させるマルチタスクの6つの原則
ハーバード・ビジネスレビュー2月号の記事より







誰もが仕事の生産性と質をあげたいと思っているはずです。


筆者、ロバート・ボーゼンは、投資信託のトップ、弁護士、政府高官、そしてビジネス・スクールやロー・スクールの教授など、様々な領域で活躍しているスーパーマン。

常人以上のパフォーマンスを実現するための秘訣が紹介されています。

筆者が実践している6つの原則とは


①おのれの「比較優位」を理解する

②肝心なのは費やす時間ではなく生み出す成果である
③まず考えよ。読んだり書いたりするのは二の次である。
④準備はするが、変更はいとわない
⑤部下に自分の場所を持たせる
⑥何事も短く簡潔に




①おのれの「比較優位」を理解する
自分がいちばん得意なことだけに注目してはいけない。周りをよく見回して、どうすれば最も役に立てるのかを判断したほうが成功率は高い。 社内で自分にしかできない仕事とは何かを理解する。
どうしても、自分のやりたいこと、得意とすることに目がいってしまう。


②肝心なのは費やす時間ではなく生み出す成果である

時間をかければ付加価値が高まると、盲網的に考えてはいけない。成果に焦点をあてる。
これはわかっていても、実践できないことが多い。
ベンチャー企業だからという根拠での長時間労働は危険なような気がする。

時間ではなく成果に焦点を合わせると、家庭と仕事のバランスもよくなる。

・仕事始めに、アウトプットの成果を明確にして取り組む
・帰社時間を決めて、それを守るようにする
ことは実践していこう!


③まず考えよ。読んだり書いたりするのは二の次である。

これも②に近い。仕事の目的や成果を明確にしておけば、無駄なインプットはなくなる。

筆者が何か文章を書く場合に薦めているのは
概要をまとめたら、結論部分を書いてみるということ。
そうすれば、自分が論文なり文章なりの方向性を本当に理解しているかどうかがわかると。

結論から考える。これはやっぱり社会人の基本ですね。。

④準備はするが、変更はいとわない
個々で言われているのは、つねに仕事の流れ(大枠)は事前につかんでおきましょうということ。
・スピーチを頼まれそうなときはアウトラインは箇条書きにして整理しておく
・1日のはじまりにはスケジューリングをしっかりすること

これも本当に基本だけどできていない。


⑤部下に自分の場所を持たせる
忙しいと自分で感じてしまうと、コミュニケーションは指示になってしまいがち。

筆者は会議における議論を促すための言葉の使い方と工夫していることとして2点あげている。

「難しい問題であり、対応の仕方は何通りか考えられる。いまのところ、迷うところはあるものの、これが進むべき道だと考えているが、間違っているかもしれない。遠慮なく反対意見を述べ、別のやり方を提案してほしい」

会議の終わりには必ず、「やるべきことは何か、担当者はだれか、期限はいつまでか」を尋ねる。

当事者意識という文化を根付かせるためには、相手に決断させ、作業ではなく仕事をさせるよう声掛けを行うことって大切。
声の掛け方でその人のモチベーションって変わってきますよね。。

⑥何事も短く簡潔に
ここで触れられているのは、日常の習慣のこと。朝起きてから出社するまでに、シャワー、着替え、朝ご飯、新聞に目を通すという手順をとる。ランチは、ミーティングが入っていない場合は低カロリーのものを15分で食べて、30分は昼寝をするなどなど。

確かにルーティンをつくることは大切だと思います。
イチロー選手も、試合に入る前のルーティンを大切にしています。
集中のスイッチをいれるための自分なりのルーティンはもっておきたいですね。


以上6点を整理してきましたが、どれも基本で、社会人になって一度はどこかで聞いたようなこと。
ただ実践できているかと言われれば、すべてできていない・・・

ワークライフバランスを維持するためには、生産性の向上は大切。

明日からこの6点は意識して働いていきたいと思います。



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