「買い物難民」の問題を解決するためにつくられた小型の移動販売車「とくし丸」。
カンブリア宮殿 2015年9月17日放送 とくし丸 社長 住友 達也が特集されていました。
車の個性的なデザイン、音楽は、住友社長の事業センス、本気で過疎地で孤立する高齢者を支援したい、楽しませたいという想いを感じました。
住友社長の現場主義
住友社長は、「徹底的な現場主義」からビジネスを構築する方。
社長自らが現地に赴き、過疎地の高齢者にヒアリングを行う。
とくし丸のビジネスモデル
メインの商流は、スーパーから商品を仕入れ、とくし丸(車)を使った移動スーパーにより、買い物難民に商品を届けるという流れ。
それだけではなく、食品メーカーと連携してサンプリング(マーケティングリサーチの代行)、行政と連携して見守りサービスの実施など、ニッチ市場を徹底的に開拓することで新たなサービスを拡張している点が興味深いです!
徹底的に顧客を知る(過疎地の高齢者がどのような家族構成なのか、どんな健康的な課題を抱えているのか・・・といった行政でも持っていない情報を収集する)、通って対話をすることで信頼関係を築く。
地元で継続的な事業をするためのルール
地域を支える事業であることを貫くために、
・地元商店の半径300メートル以内では商売はしない
・移動代で商品に+100円の価格を載せることは顧客の了承を得ている
・個人事業主は地元出身者
こういった持続的に地域も成長していく仕組みをつくっていることが素晴らしい。
四国放送のドキュメンタリー
テレビ東京のホームページに簡単な記録載っています。