スキップしてメイン コンテンツに移動

NPOマーケティングにPinterest(ピンタレスト)を活かす!National Wildlife Federationの事例分析

最近のマイブーム、Pinterest(ピンタレスト)!

日本ではイマイチ、ユーザー数が伸びないと言われていますが、
絶対にビジネスには効果的だと思っています。

海外の事例を時間あるときに分析したりしているのですが
National Wildlife Federationという野生動物の保護や啓蒙を行っているアメリカNPO団体のPinterestページが素晴らしかったです!

National Wildlife FederationのPinterest(ピンタレスト)ページ
https://www.pinterest.com/nwfpins/


図鑑を眺めているようで、ボーッと見ているだけでも楽しい!

NPOはPinterest(ピンタレスト)と相性いい?


イメージの共有→共感→アクション(NPOの場合だと寄付やイベント参加)
という動線はPintrestだからこそ作れるものであると思います。

Facebookページでもイメージ共有はできると思いますが、ボードにイメージがまとまっているPinterestの方がメッセージ性が強いです。

もちろん、National Wildlife FederationはFacebookページも素晴らしく、ソーシャルメディアを活用したマーケティング全般がレベル高いです。

Facebookページ
https://www.facebook.com/NationalWildlife


さて、NPOのソーシャルメディア活動に大きく参考になりそうな
Pintrestページをみていきます。


Pinterestページでストーリーを伝える


フォロワーは15000人超です。
https://www.pinterest.com/nwfpins/



中のボードをみてみます。

ボード名:Keeping the Wild Alive
ボードの内容:絶滅危惧種の動物たちの写真がズラ〜っと並んでいます。

https://www.pinterest.com/nwfpins/keeping-the-wild-alive/




その中の1枚の写真をクリック。

イルカ!


下にあるメッセージをみると、
Dolphins Are Still Dying Five Years After the Deepwater Horizon Disaster | TakePart
とあります。

簡単に日本語に直すと・・・・

2010年メキシコ湾原油流出事故でイルカがまだ亡くなっている

とのメッセージ。

最後にTakepart=この問題に取り組みましょう!
とアクションを促す言葉が付け加えられています。


ブログで課題を共有


さらに写真をクリックするとブログにランディングします。
http://www.takepart.com/article/2015/02/17/dolphins-are-still-dying-five-years-after-deepwater-horizon-disaster




写真にあったこのメッセージ
Dolphins Are Still Dying Five Years After the Deepwater Horizon Disaster | TakePart

の詳細が説明されています。

コンテンツをみると
問題の詳細や、科学者の裏付けコメントなど非常に内容が濃く信頼できるコンテンツが作られています!


一番下にあるTake Actionのバナーをクリックすると
プロジェクトページにランディングします。署名を集めるプロジェクトでしょうか・・・?

https://online.nwf.org/site/Advocacy




ドネーションページではなく、メッセージを送信するというゴールなのが
いやらしさもなくていいなと思います。


絶滅危惧種の動物たちを保護するプロジェクトになっているんですね。
署名数のゴール、進捗率が見える化されていて、このフォームもレベル高いです。


整理すると・・・

Pintrest(ピンタレスト)ページ→ボード→写真→ブログ→プロジェクトページ→アクション

この動線が一つのストーリーとなっていて、メッセージがスッと伝わってくる。
こんなコンテンツマーケティングを展開してみたい・・・


その他のボードも非常に参考になります。

面白いなと思ったボードは、
動物たちを取り巻くテクノロジーに関するボード

自分たちのメッセージとは少しズラしたところからメッセージを伝えるのは良いですね。

ボード名:SCIENCE: Our Future: Technology ~ Education ~ Medical

https://www.pinterest.com/junco1312/science-our-future-technology-~-education-~-medica/





次はこちら!

ボード名:People Making a Difference
メッセージ:Every day there are people making a difference for wildlife. Here are some of their stories.

活動写真や講演写真も、こうやってピンタレストに掲載するといいんだなと参考になります。
https://www.pinterest.com/nwfpins/people-making-a-difference/




NPOのPinterest(ピンタレスト)事例まとめ


海外のNPO団体のWebマーケティングはすごく発展している。

日本ではまだ利用ユーザーが少ないPintrestですが、その分先行者メリットを得ることができると思います。

何より、イメージを通じて自分たちの団体の想いをいかに伝えるのかを考えるプロセス自体に意味があります。


ということで、これからも海外事例研究進めていきます!


このブログの人気の投稿

【Break the bias】バイアスをこわして創造性の高い思考をつくるためのアプローチ

ダイヤモンドで イ ノベーターとして有名なZIB A の濱口秀司さんと、マーケット感覚を身 に つけ よ うの「ちきりん」さんが、創造的な思考プロセスについて対談をしていました。 最も創造性が高い思考のモードは、論理と直感の間にある http://diamond.jp/articles/-/74287 創造性が高い思考モードの図 自分の思考プロセスを認識した上で、バイアス(制約)を外し、理想の状態をつくる。 これは、学習する組織で紹介されているシステム思考の考え方と同様だと思います。 リーンスタートアップやUXデザインにおいて、様々な方法論が紹介されていますが、すべて「個人と組織の思考プロセスをどのようにコントロールするか」ということに集約されるのではないでしょうか。 濱口さんが提唱されているイノベーションを生み出すための思考「Break the bias 」の理解を深めようと、 より良い思考プロセスをつくるために、できることを簡単にまとめてみました。 Break the biasを学ぶための濱口さん講演動画 このTED動画はイノベーションの思考プロセスを理解するために必見です。 Break the biasを実践するために活用するフレームワーク 濱口さんの考え方として紹介されているのは、1.2×2マトリックスのフレームワークが多いと思います。2.挙動パターンの図 3.免疫マップはBreak the biasを実践する際に活用できるかなと思っています。 2×2マトリックス 挙動パターンの図 免疫マップ フレームワーク図をもとに紹介していきます。 ① 2×2のマトリックスで整理してポジションをズラす おもしろい企画を考えること で紹介した図です。 濱口さんの考え方の基本原則は「見えないものは壊せない」 アイデアや事象は、そのままでは見えない。マトリックスで縦軸・横軸にタグ付けをして、ポジショニングを考えることで動かせるようになります。 東京大学i.schoolの濱口さんワークショップのムービーが、バイアスを壊すためのプロセスがわかりやすく整理されています。 バイアスを壊すプロセス 典型的な(切り口はなんでもアリ...

Googleの創業者、ラリー・ペイジによるミシガン大学のスピーチ

仕事は世界を変える気持ちでワクワクと。 でも、一番大切なのは家族。 Google創設の裏にある家族との関係性や物語。 僕にとってはジョブズに続く、いつも聞き返したいスピーチ。 [全訳] Class of 2009! First I’d like you to get up, wave and cheer your supportive family and friends! Show your love! It is a great honor for me to be here today. Now wait a second. I know: that’s such a cliché. You’re thinking: every graduation speaker says that – It’s a great honor. But, in my case, it really is so deeply true – being here is more special and more personal for me than most of you know. I’d like to tell you why. 今日、この場にいられることは、私にとって大変光栄なことです。いや、ちょっと待ってください。いまの台詞は確かに月並みすぎます。皆さんも思ったでしょう。卒業式のスピーカーというのは、決まって「大変光栄なことです」と言うものだと。でも私の場合は、本当に心からそう思っているのです。私にとってこの場にいることは、皆さんの大半が考える以上に、特別で個人的な意味のあることなのです。 その理由をおお話しましょう。 A long time ago, in the cold September of 1962, there was a Steven’s co-op at this very university. That co-op had a kitchen with a ceiling that had been cleaned by student volunteers e very decade or so.   Picture a college girl named Gloria, climbin...

北海道・上士幌町に学ぶ!ふるさと納税成功のポイント

今回の内容は、「ふるさと納税」に関してです。 成功している自治体は何をやっているか? を知るために・・・ ふるさと納税の成功事例として取り上げられることが多い、北海道の上士幌町を分析してみました。 今回調べてみて思いましたが・・・ ふるさと納税で成功している自治体は、顧客=納税者と丁寧にコミュニケーションをとっています。納税者のニーズに応えることを徹底的に行っています。 やはりWebマーケティング、Webを活用したコミュニケーションは自治体再生には鍵になってくるだろうなと思っています。 今回は、ビジネスモデルキャンパスをもとにした分析から、成功要因の特定をしてみました。自治体やNPOの事業全体像を整理するのにもビジネスモデルキャンパスは役に立ちます。 ポイントはチャネルとカスタマーリレーションの部分にある 上士幌町の概要 住民一人あたり19万2千円の納税額!!! 上士幌町は、人口5千人弱の住民数でありながら、2015年度のふるさと納税額は全国3位につけています。2015年度の納税額は、なんと・・・ 9億6千万円 に達しています。 また、ふるさと納税額を増やす取り組みのみに終わらず、観光や移住へ納税者を転換するための取り組みも積極的に行っているのがすごいところです。 上士幌町の「ふるさと納税における成功要因」 上士幌町のふるさと納税における成功要因として3つ抽出してみました。 ITを徹底的に活用! 納税者をファン化するための丁寧なコミュニケーション!            (オンラインとオフラインの統合) 子育て・少子化対策とふるさと納税を結びつける! 一つずつ説明していきます。 ①IT活用の取り組み IT活用の全体像 上士幌町では、複数のメディアを運営しており、Webを活用した新規納税者の獲得と、納税者をファン化し、町との関わりを深くしていくための取り組みに力を入れています。 メディア全体像 オウンドメディア と特設サイトをうまく使いこなしています! 民間企業並にITを駆使して顧客のニーズに応えています。 ===================サイトの詳細はこちらから=================== ...