スキップしてメイン コンテンツに移動

最高のチームで働くこと

2013年一番の収穫は、
こいつらとであれば、365日一緒に働いていても飽きないだろうなと思える仲間と出会えたことかなと思っています。

2013年は、環境の変化が2つあって
一つは、大阪転勤になって、大阪のチームをみるようになったこと。
もう一つは、NPO法人Collable(コラブル)に関わり始めたこと。

どちらの組織も少人数の組織だけれど、
チームで価値感や知識共有の面白さから難しさ、結果を出すことの面白さ難しさ
よくよく学ばせてもらいました。

最高のチームで、創造的に働いて、共通の目的に向かって進んでいくこと
これは、人生で一番の贅沢だなと感じた年でもありました。


最高のチーム?


最高のチームってどんなのだろうと考えると、スラムダンクのイメージです。


コラブルの場合は、まだなにかを成し遂げたわけでもないし、これからなにかを創っていくチーム。でも、最高のチームだと思います。

なんで最高のチームだと思うのかはよくわからない。

議論をすれば、その度に知識がアップデートされていく感覚
このまま進んでいけば、面白いところに行き着くのではとワクワクする感覚
自分が求めていたのって、こういう感覚的なところ。

上司・部下の関係だから、スキルアップしたいから、給料を上げたいから、何かを成し遂げたいから
どれも、素晴らしい働く理由だと思います。
ただ、合理的な理由だけでは働けない。働いても面白くない。

論理的に説明できるわけではないけど、感覚的に楽しい、ワクワクするといった
非合理的な理由が、仕事のモチベーション、生きていく上でのエネルギーとなる。

苦しいけど楽しい(くるたのしい)という感覚がやっぱり必要なのです!

※これは代表が言っていた気がします。

小さい組織と大きい組織、合理性と非合理性

図で整理して、かってにモチベーション曲線なるものをつくってみた。


【解釈】
大きい組織だと、合理的な理由でモチベーションをコントロールする傾向が強い。
小さい組織だと、非合理的な理由でモチベーションをコントロールする傾向が強い

小さい組織だと、「Who 誰と働くか」が優先される。
大きい組織だと、「What How 何をどうやってやるか」が優先される。

これは良い、悪いという話ではなくて、傾向の話。

大きい組織でも、非合理的な理由を大切にしないといけないし
小さい組織でも、合理的な理由を大切にしないといけない。


小さい組織であればあるほど、
この人と一緒に働きたい、何となく楽しい、という感覚的なことが
仕事の成果にも大きく影響してくるのだと思います。

2013年は小さい組織(チーム)で働くことの楽しさを味あわせてもらった。
非合理的な理由が、自分にも、一緒に働く人にも大切なのだということを学んだ。

自分は小さい組織だけど、大きくて意味のある成果を出せるチームをつくりたい!

革命を起こすチームにいる3種類の人間


2013年に仲間になった友人がこんなことをFacebookグループにコメントしていました。
ふとさっき、思い出したのは、司馬遼太郎の言葉。「革命には、三種類の人間が関わる。一人目は、はじめに新しい哲学、価値観を唱える吉田松蔭型、二人目は、この価値観を受けて、戦略の絵を描き実行にうつす、坂本龍馬や高杉晋作型、三人目は、戦略家がとっちらかしたものを細かく丁寧に片付けていく、伊藤博文型」

社会にインパクトを与える事業をするのに、たぶん48人もメンバーはいらないです。
3人いれば社会は変えられる、と大学時代のボランティアセンターのコーディネーターの方が言っていたことを思い出しました。

2014年も、あと364日しかないです。この少ない日にちでどこまで面白いことを追求できるかの勝負!
最高のチームをつくって、最高の成果を求めていこう!
あとは、ダンコたる決意が必要なのです。

このブログの人気の投稿

Googleの創業者、ラリー・ペイジによるミシガン大学のスピーチ

仕事は世界を変える気持ちでワクワクと。 でも、一番大切なのは家族。 Google創設の裏にある家族との関係性や物語。 僕にとってはジョブズに続く、いつも聞き返したいスピーチ。 [全訳] Class of 2009! First I’d like you to get up, wave and cheer your supportive family and friends! Show your love! It is a great honor for me to be here today. Now wait a second. I know: that’s such a cliché. You’re thinking: every graduation speaker says that – It’s a great honor. But, in my case, it really is so deeply true – being here is more special and more personal for me than most of you know. I’d like to tell you why. 今日、この場にいられることは、私にとって大変光栄なことです。いや、ちょっと待ってください。いまの台詞は確かに月並みすぎます。皆さんも思ったでしょう。卒業式のスピーカーというのは、決まって「大変光栄なことです」と言うものだと。でも私の場合は、本当に心からそう思っているのです。私にとってこの場にいることは、皆さんの大半が考える以上に、特別で個人的な意味のあることなのです。 その理由をおお話しましょう。 A long time ago, in the cold September of 1962, there was a Steven’s co-op at this very university. That co-op had a kitchen with a ceiling that had been cleaned by student volunteers e very decade or so.   Picture a college girl named Gloria, climbing up

マーケティングの上流部分を設計するために身につけたいこと×3

4月からチームが変わり、フレッシュな新人も入り、、 改めてこれから求められるマーケッターってどんな人だろうか?と考えるようになりました。 自分の中では、これから求められる人材は上流部分を設計できる人。 マーケティングの上流部分とは ①コンセプト・戦略などの上流部分を設計できる人 ②アイデアを付加価値として出せる人 ③ビジネスモデル全体を理解して、長期的な戦略を構築できる というような要素をもっている人ではないかと思っています。 加えて、掲げたコンセプト、戦略を ・組織の「意思決定」までもっていける ・必要な人材を定義して、実行プロセスまでリーダーシップを発揮できる といったところまでできるとさらに良し。 上流部分を設計するために活用できる方法はたくさんあるけれど、今回は必要な「考え方」にフォーカスして、「身につけたいこと」まとめてみました。 社内の研修資料をつくっていて、これは共有できるといいなと思うことがボヤっとでてきたので・・・ 内容 アイデアは描く ビジュアルシンキングを身につける 戦略家としての表現方法を身につける 読書術を身につける ノート ①アイデアは描く ビジュアルシンキングを身につける ビジュアルシンキングは絶対に身につけた方がいい。 パソコンに向かって仕事をしたつもりになる、クライアントと打ち合わせをして、その場で言われていることを頑張ってタイピングして議事録をつくれば満足してしまうことは避けないとだめ。 ビジュアルシンキングを学ぶなら、この本を熟読すればOK。 描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング 参考URL ダン・ロームのビジュアルシンキングに関して概要がまとまっている記事です。 【オススメ】「超ビジュアルシンキング」ダン・ローム http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/51668004.html ・MicrosoftのOffice(症候群PowerPointやExcel)に陥らない ※絶対に必要なソフトではあるけど フロッグの創始者ハルトムット ・エスリンガ ー

メタファーを活用したユーザー調査について(ZEMT法)

最近、マーケティングの施策を考えるときに もっと、ユーザーの行動や感情に目を向けないとなと考えるようになっています。 コトラーのマーケティング3.0を読みかえしていて、ブランドストーリーの構成要素の箇所が目に止まりました。 コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則 コトラーらによれば、ブランド・ストーリーにはキャラクター、プロット(筋書き)、メタファー(比喩)といった3つの重要な構成要素がある。優れたストーリー・プロットには、チャレンジ型(ヒーローが困難な敵を倒す)、コネクション型(この世に存在する断絶を埋める)、クリエイティブ型(新しい解決方法を生み出す)がある。また、そのさい、消費者の意識の根底にあるメタファーを明るみにする作業が有効である。例えば、7大メタファーとして、バランス、変化、旅行、容器、つながり、手段、コントロールがあるという。そしてキャラクターはストーリーの要である。「コトラーのマーケティング3.0」 消費者の意識の根底にあるメタファーを明るみにする作業 ここからインサイトを把握するプロセスはもっと現場に起こし込めるといいなと考えています。 理論的なところを勉強するより 形を変えながらでも実施して、何とかユーザーのことを理解しようという意識をもち動くことが大切だと感じています。 先日に書いた 伊右衛門のコンセプトメイキング についてでも、メタファーを活用した質問をして コンセプトをつくりだしたのは、専門性のある調査を実施したからではなく 何とかユーザーのことを理解しよう、お茶と生活との関係性を根本的に問い直そう といった調査に取り組む前のスタンスがあったからこそ成功したのだと思うのです。 優れたプロダクトやサービスのコンセプトをもっている企業は、 徹底的にユーザー調査を行い、ユーザーを理解し、そこからブランドのストーリーを組み立てている。 だから、ユーザー調査(特にメタファーを活用した手法)は現場で実践していこうと思っています。 ZEMT法 マーケティング3.0の中でも紹介されているのがZMET法。 ZMET調査(Zaltman Metaphor Elicitation Technique:ザルトマン・メタファー表出法)」 ザルトマンは、この手法を開発した