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イベントを開催する際のポイントとツールまとめ

イベントを開催する際に意識するポイント・活用したいオンラインツールが以下2つのブログにとってもわかりやすくまとまっていたので、自分の活用時の整理も含めて引用とメモをさせてもらいました。 A1640 000080

【イベント成功の8つのポイント】

NPOにおけるコミュニケーション戦略とイベント成功の8つのポイント-飛耳長目:アメリカにみるNPO戦略のヒント
(1)明確なゴールを持つ ファンドレイジング、団体の認知拡大、表彰など、何のためのイベントなのかを明確にする。また、ゴールの中には、参加者人数とプロファイル獲得、予算遵守、メディアへの露出と参加者への認知拡大を織り込んでおかなければならない。 

(2)事前のプランを怠りなく行う 準備期間がきちんと確保できれば、当日、イベントはスムーズに運営される。

 (3)適切な人員体制を構築する イベントの目的だけでなく団体のミッションを理解してもらったうえで、スタッフやボランティアを適切に組み合わせる。 

(4)参加者がもっと望むようなものにする 時間通りに進行するとともに、参加者同志が交流できるような時間を確保する。 

(5)参加者をゲストとしてもてなす 会場への入室から退出まで、参加者をゲストとしてもてなすため、接客スキル等によってスタッフを適切に配置する。 

(6)詳細なプランを立てる 事前登録リストに掲載されていない人が来場した場合、講演者が直前でキャンセルとなった場合、豪雨など天候が厳しい場合などに備えるとともに、駐車場や食事、写真撮影、セキュリティ等へ配慮する。 

(7)ストーリーを語る ヴィジュアル効果による演出、生演奏等のエンターテインメント、印刷配布物、ゲストによる団体紹介、スタッフへの事前の意識合わせ、メディアの招聘などをイベント内に適切に盛り込み、各イベント毎に語られるべきストーリーを構築する。 

(8)フォローアップを行う お礼状(Eメール)を送る、VIPに写真付きの手書きメッセージを送る、イベントの様子を団体メディアで紹介する、主要な参加者には電話でお礼をする、イベントへのフィードバックをもらう、スタッフやボランティアにお礼する、反省会を実施するなどにより、次なるイベントに備える。


【イベント開催時に活用できるオンラインツール】


【レポート】イベント主催者のためのオンラインツール徹底活用術:市川 裕康氏 [とことんNPOサポートプロジェクト] | NPOのソーシャルメディア活用支援 - テントセン

 1. ソーシャルメディアの流通にのせる ・短縮URLを含んだツイート – bitlyを使う ・ツイートのモニタリング – Topsyを使う

 2. イベント告知&出欠管理プラットフォーム選定 ・Google Docs(所属、事前アンケート、登録者管理が手間イベントに期待すること等を聞く) ・Facebookイベント(何人くらい、誰が来るかの可視化、事前に参加者との対話が可能。ただ、ドタキャンリスクあり)

 3. オンライン決済ツールを利用 ・PeaTIX ・everevo ・Zusaar 【イベント当日・運営】 

4. ハッシュタグ・USTのURLを事前告知 ・イベントの概要、登壇者などを事前に紹介したり、質問の受付なども可能に 

5. 会場でもハッシュタグを明示 今回の講座もハッシュタグが紙が配られたりしました 

 6. イベント公式Tweet担当を配置 今回の講座ではいませんでしたが、toggeterまとめができています Toggeter – NPO実践者向け研修 「支援者とのコラボレーション&ソーシャルメディアを活用して最大限の効果を得る!」 #npoTokyo とことんNPOサポートプロジェクト2012(12/15開催の研修内容) 【イベント後・まとめ・お礼】 

7. イベントに関するTweet、ブログ、写真、動画、使用スライド等を togetter / naverまとめ / Storify 等を利用してまとめる。 

 8. お礼メール、アンケート送付 

9. Facebook Group or ハッシュタグ、その後のイベント告知メール登録への誘導 ・Facebook上でのグループをつくることで、イベント後のやりとりやコミュニティ形成に

【その他イベント通知に使えるオンラインサービス】 


FacebookやTwitter以外で参加者を募るのは下記のサービスがオススメ!
  Street Academy(ストリートアカデミー)

 Street Academyは、教えたい人と学びたい人を対面式のイベントで結びつける社会人教育のマーケットプレイス。 まだ使ってないですが、かなり魅力的なサービスです。
参加したくなる講座もかなりあったので、集客側、参加側どちらでも利用価値が高そうです。

 【まとめ】

 イベントを開催するにあたって、まずは基本的なことを抑えるのが第一。コンテンツが整っていなければ、どんなツールを使っても意味はないと思います。 ただ、オンラインツールによって、集客の幅はかなり広がっています。 イベントを開催する、それを知らせるのは誰でもコストをかけずにできる時代。 しかも、この1年間で出てきたサービスも多いので来年はどのように変化していくかが楽しみですね。




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