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クリエイティブなチャリティー企画<スケッチトラベル>


こんなにクリエイティブで大胆な発想でチャリティーを仕掛けてしまうなんて・・
実際の本を手にとってみましたが、チャリティーのためにつくられた本だとは思えない。
世界中のクリエイターのもとを旅してきたスケッチブックは想像力を掻き立てられます。

THE SKETCHTRAVEL

スケッチトラベルはユニークな国際的チャリティアートプロジェクトです。 この赤いスケッチブックはオリンピックの聖火のように一人のアーティストから 次のアーティストに手渡され、4年半の月日をかけ12カ国をリレーしました。 このまさに移動する美術館と言える本にはビル・プリンプトン、ジェームス・ジーン、レベッカ・ダートルメール、
グレン・キーン、フレデリック・バック、宮崎駿をはじめとする71名の世界的に著名なイラストレーター、アニメーター、漫画家の個人的なビジョンが詰め込まれています。
二人のイラストレーター日本人堤大介とフランス人ジェラルド・ゲルレによって始まったこのプロジェクトは10月17日にブリュッセルで行われるオリジナル
スケッチブックのオークションでクライマックスを迎えます。オークションでの収益と出版される本の印税の全ては識字教育を推進する国際的な非営利団体のRoom to Readに寄付されます。

クロスメディアを活用した素晴らしい体験

WEBサイトのつくりも圧巻。
デザイン、コピー、動画すべてのコンテンツがクリエイティブにこだわって作成されています。
スケッチトラベルWEBサイトは要チェックです。
スケッチトラベルTVというコンテンツもつくられていて、イラストの背景にある物語を知ることができます。

本に触れて感動し、WEBを通じてクリエイターと出会い背景にあるストーリーを知る。
チャリティー要素をもち社会とつながる。
こんなに体験価値が充実したクロスメディアの企画をつくってみたい。

アート・デザイン・クリエイティブ・WEB・ソーシャルの可能性を感じさせてくれる1冊

企画をした堤さんのWEBサイトにのっているイラストも心を動かされます。

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