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【動画マーケティング】オンライン動画活用事例〜ブランディング編〜

WEBブランディングにおける動画の活用方法について考えていたので、インスピレーションが広がる動画活用事例を集めてみました。


オンラインビデオが顧客とのコミュニケーションを実現するための方法として、かなり重要な役割を果たしている。オンライン上にある大量のコンテンツの中で、情報をユーザーの心に響かせるためには動画は最高のツールです。

まだまだ、オンライン動画の活用が当たり前にはなっていないのが現状です。


オンライン動画は、
①ブランディングビデオ 
②プロダクトビデオ

この2種類に分けることができますが、本日はブランディングにビデオを活用している事例を紹介します。


ブランドストーリー伝達・採用・VISION・社内文化伝達など様々な目的に活用されている。いくつかジャンルごとに整理してみたので参考にしてみてください。

①ブランディングビデオ

ラグジュアリーブランドの動画活用事例<ラルフローレン>

ラルフローレンがアメリカのeコマースビジネスの10周年を記念して行ったショー「Ralph Lauren 4D Experience」の映像



テクノロジーの力を利用して、すべての境界をなくしていくことで、ブランドの哲学やストーリーを伝えていくこと。


ブランドの哲学を伝えるために、五感に訴える4D動画を作成してしまうのは、さすがラグジュアリーブランド。※4Dとは縦、横、高さ、移動で4Dになるそうです。


採用に動画を活用した事例①<ライフネット生命>

企業の採用方針を動画で伝える。採用ページに社長や社員の声を動画で紹介している事例はかなり多いですが、学生のインサイトに働きかけるには一捻り必要なのかもしれないです。


採用に動画を活用した事例②<オプト>


時代の流れとともに採用動画に関しては大きく変化してきていることが下記のサイトにまとめられていて非常にオモシロイです。
これは面白い!「企業の採用動画・CM動画」12事例から分かる採用手法のトレンド


企業のVISIONを伝えるための活用事例<マイクロソフト>

15年後のマイクロソフトが考える未来を6分近くの動画で表現しています。


企業文化を伝える動画<アップル>




強固なブランドを築いている企業は、リッチコンテンツにかなりの投資をしている印象を受けます。また、VISIONや企業の文化を動画で表現することができるということは、それだけ明確な指針があるということ。
まずは、自社を動画で表現するという発想をもつこと事態が、会社の方向性を考えることにつながる良い効果を生むのではないかと思います。

参考としてあげさせてもらった動画は、どれも大企業ばかりなので、あくまで予算があるからではないか・・・大手代理店が入っているからできるのではないか・・という部分もありますが、何百万という予算をかけなくても自社のブランド価値を伝える手段としてオンライン動画は非常に可能性をもっています。

動画をつくっておわりではなく、動画をみてもらうための導線設計、みてもらってからアクションまでの導線設計をしっかり考えた上で活用していきたいですね。


【参考サイト】

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