「モデレーター聞き出す技術」を読みました。 ユーザー調査の参考になるような方法論、マインドをメモしておきます。 質問の種類は4つに分けられる ①製品や製品にまつわる分野全体に関する質問 分野に対するイメージ 今はどんな種類の商品を使っているか?そのときの感覚は? ②製品についての基本情報に関する質問 使用頻度、評判、使用用途など ③製品とのかかわりについての質問 今までの人生で製品やその分野とどのように関わってきたか? ④モチベーション・リサーチ的な質問 商品を使う人をどう思うか? 自分の身のまわりの人で誰に合うと思うか?だれが喜びそうか? 参考: http://s.ameblo.jp/concept-factory/entry-11554208422.html モデレーターとして本音を引き出すための心構え 聞く態度についてまず意識したいこと 「この人になら話してもいい!と思ってもらう。」 ①全身で表現する! ②相手を受け入れ、肯定する! ③自分の本当の姿や立場やスタンスはすべて消して、その日、その場の対象者にピントを合わせて向き合う! ①話し始めは、「バクっと」大きな網を投げる 話し始めは大きなイメージを!話題を限定しない。 ②相手が話し出したら、ひと区切りつくまで、黙って待つ 話し始めの段階は特に、焦らず、待って、相手の話がひと区切りするまで黙って聞くことが キーワードを導きだすために大切。 ③「これだ!」というキーワードが出たら、まずはオウム返し! 気になる部分こそ、あえて突っ込まずに、そのまま返す。 「◉◉って気がする」 「ふうん。◉◉って気がするんだ」 ④話があちこちしたら、「材料探しタイム」だと思えばいい。 先入観を取り払う。 先入観は、対象者がせっかく話してくれているのに、心の中で勝手にNGを出してしまっている。 ⑤相手がノッてきたら、「お囃子」に徹する。 ※知らず知らずの誘導尋問が、一番こわい! 「それって◉◉ってことですか?」と断定的に聞くのもNG