スキップしてメイン コンテンツに移動

ピンタレストを使って発想を広げる


個人的には、かなり注目していますピンタレスト
まだ使い初めたばかりですが・・・

バナー案を考える際や、サービスのコンセプトを考える際に
ネットサーフィン⇒大量にボードへ貼り付け⇒ボードをみながら色々考える
ということがマイブームです。

ピンタレストを活用することで
  • 自社のブランドイメージを手を動かしながら形作ることができる
  • イメージから発想するので右脳が活性化される気がする
  • 検索エンジンの画像検索にひっかかりやすくなる
といったメリットがあるのかなと、使いながら考えています。

ということで、活用方法を少し考えてみました。個人的にも企業向けでも、有効活用できているところは、何を貼り付けているのか?
という視点で整理してみました。


①名言

まず、Lynn Lewis PRというPR会社のピンボードを見てみました。
http://www.pinterest.com/lynnlewispr/lynn-lewis-pr/


マーケティングやPR会社となると、自社のプロダクトもないし
どんなイメージを貼り付けていくのだろう・・
と思って調べていましたが、自分がなるほど!と思ってリピンしたのはこんなイメージ。

・マーケティングの名言



・PRの心構えを表現した





こんな感じで、偉人の名言と合わせたやつも、個人的には好きです。





言葉もビジュアルに表現する時代なんですね。

自分の分野に関係する言葉であれば、
ちょっと画像編集ソフトを活用すれば、デザインが優れたものを作成できます。

まずは自分や、サービスに関連する言葉を集めて、ボードに貼り付けていく!ということが有効的なのかもしれません。

②類似イメージ


次が、ブランドイメージと類似したイメージを貼り付けていくこと。

自社のこと、自社のサービスを貼り付けても面白いボードにはならないです。
オレオレはソーシャルではNG。

ということで

自社サービスの類似イメージを探ってみましょう(発想力を鍛えるのにもいいかも!)

参考になるのは
インテルさんのピンタレストボードです。




テクノロジーと関連性があり、ユーモアに溢れるイメージが投稿されています。
普段から、アンテナ貼って、集めておくといいかもしれませんね。

③ビジョン

ピンタレストで夢や理想のイメージをつくって公開してしまうのは
企業やサービスの未来をみせる意味でもいいなと思います。

参考になるのは
伝説的な広告クリエイター、ボガスキーのピンタレストボード
オフィスイメージというボードをつくっていました。

ピンタレストで オフィスイメージをつくる


ビジョンをイメージで蓄積していくと、夢が広がりそうです。
ちょっとだけポジティブになれるかもしれませんね。

まとめ


こんな感じで、いくつか分類してみました。
  1. 名言
  2. 類似イメージ
  3. ビジョン
ボードをつくっていると、サービスのコンセプトや自社のブランドイメージを見つめなおすきっかけにもなるのではないかなと思っています。

シークレットボードという、非公開のボードもあるので、そこでイメージをつくる作業だけするのも有りだと思います。自分はバナーイメージをつくるときに、

自分は、ネットサーフィン⇒大量にボードへ貼り付け⇒ボードをみながらバナー案作成
という風に使っています。

まだまだ可能性がありそうなピンタレスト。

今後も研究してみようと思います。

参考になった記事

10 Steps to a B-to-B Pinterest Strategy 

フォローすべき12のファッションPRエージェンシーの「Pinterest」

このブログの人気の投稿

マーケティングの上流部分を設計するために身につけたいこと×3

4月からチームが変わり、フレッシュな新人も入り、、 改めてこれから求められるマーケッターってどんな人だろうか?と考えるようになりました。 自分の中では、これから求められる人材は上流部分を設計できる人。 マーケティングの上流部分とは ①コンセプト・戦略などの上流部分を設計できる人 ②アイデアを付加価値として出せる人 ③ビジネスモデル全体を理解して、長期的な戦略を構築できる というような要素をもっている人ではないかと思っています。 加えて、掲げたコンセプト、戦略を ・組織の「意思決定」までもっていける ・必要な人材を定義して、実行プロセスまでリーダーシップを発揮できる といったところまでできるとさらに良し。 上流部分を設計するために活用できる方法はたくさんあるけれど、今回は必要な「考え方」にフォーカスして、「身につけたいこと」まとめてみました。 社内の研修資料をつくっていて、これは共有できるといいなと思うことがボヤっとでてきたので・・・ 内容 アイデアは描く ビジュアルシンキングを身につける 戦略家としての表現方法を身につける 読書術を身につける ノート ①アイデアは描く ビジュアルシンキングを身につける ビジュアルシンキングは絶対に身につけた方がいい。 パソコンに向かって仕事をしたつもりになる、クライアントと打ち合わせをして、その場で言われていることを頑張ってタイピングして議事録をつくれば満足してしまうことは避けないとだめ。 ビジュアルシンキングを学ぶなら、この本を熟読すればOK。 描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング 参考URL ダン・ロームのビジュアルシンキングに関して概要がまとまっている記事です。 【オススメ】「超ビジュアルシンキング」ダン・ローム http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/51668004.html ・MicrosoftのOffice(症候群PowerPointやExcel)に陥らない ※絶対に必要なソフトではあるけど フロッグの創始者ハルトムット ・エスリンガ ー

Googleの創業者、ラリー・ペイジによるミシガン大学のスピーチ

仕事は世界を変える気持ちでワクワクと。 でも、一番大切なのは家族。 Google創設の裏にある家族との関係性や物語。 僕にとってはジョブズに続く、いつも聞き返したいスピーチ。 [全訳] Class of 2009! First I’d like you to get up, wave and cheer your supportive family and friends! Show your love! It is a great honor for me to be here today. Now wait a second. I know: that’s such a cliché. You’re thinking: every graduation speaker says that – It’s a great honor. But, in my case, it really is so deeply true – being here is more special and more personal for me than most of you know. I’d like to tell you why. 今日、この場にいられることは、私にとって大変光栄なことです。いや、ちょっと待ってください。いまの台詞は確かに月並みすぎます。皆さんも思ったでしょう。卒業式のスピーカーというのは、決まって「大変光栄なことです」と言うものだと。でも私の場合は、本当に心からそう思っているのです。私にとってこの場にいることは、皆さんの大半が考える以上に、特別で個人的な意味のあることなのです。 その理由をおお話しましょう。 A long time ago, in the cold September of 1962, there was a Steven’s co-op at this very university. That co-op had a kitchen with a ceiling that had been cleaned by student volunteers e very decade or so.   Picture a college girl named Gloria, climbing up

メタファーを活用したユーザー調査について(ZEMT法)

最近、マーケティングの施策を考えるときに もっと、ユーザーの行動や感情に目を向けないとなと考えるようになっています。 コトラーのマーケティング3.0を読みかえしていて、ブランドストーリーの構成要素の箇所が目に止まりました。 コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則 コトラーらによれば、ブランド・ストーリーにはキャラクター、プロット(筋書き)、メタファー(比喩)といった3つの重要な構成要素がある。優れたストーリー・プロットには、チャレンジ型(ヒーローが困難な敵を倒す)、コネクション型(この世に存在する断絶を埋める)、クリエイティブ型(新しい解決方法を生み出す)がある。また、そのさい、消費者の意識の根底にあるメタファーを明るみにする作業が有効である。例えば、7大メタファーとして、バランス、変化、旅行、容器、つながり、手段、コントロールがあるという。そしてキャラクターはストーリーの要である。「コトラーのマーケティング3.0」 消費者の意識の根底にあるメタファーを明るみにする作業 ここからインサイトを把握するプロセスはもっと現場に起こし込めるといいなと考えています。 理論的なところを勉強するより 形を変えながらでも実施して、何とかユーザーのことを理解しようという意識をもち動くことが大切だと感じています。 先日に書いた 伊右衛門のコンセプトメイキング についてでも、メタファーを活用した質問をして コンセプトをつくりだしたのは、専門性のある調査を実施したからではなく 何とかユーザーのことを理解しよう、お茶と生活との関係性を根本的に問い直そう といった調査に取り組む前のスタンスがあったからこそ成功したのだと思うのです。 優れたプロダクトやサービスのコンセプトをもっている企業は、 徹底的にユーザー調査を行い、ユーザーを理解し、そこからブランドのストーリーを組み立てている。 だから、ユーザー調査(特にメタファーを活用した手法)は現場で実践していこうと思っています。 ZEMT法 マーケティング3.0の中でも紹介されているのがZMET法。 ZMET調査(Zaltman Metaphor Elicitation Technique:ザルトマン・メタファー表出法)」 ザルトマンは、この手法を開発した