3月号のハーバード・ビジネス・レビューが届いた!
タイトルは「意思決定を極める」
Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2014年 03月号 [雑誌]
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・質を高める「3つの鏡」意思決定は結果である
出口治明 ライフネット生命保険 代表取締役会長兼CEO
・分類して適切な対応を考えよ 戦略的判断に理論は有効か
フィル・ローゼンツワイク IMD 教授
・問題の性質を見極め、精緻に選ぶどの意思決定にどのツールを使うべきか
ヒュー・コートニー ノースイースタン大学 ダモア・マッキン・スクール・オブ・ビジネス 教授 ダン・ロバロ シドニー大学 教授
カルミナ・クラーク マッコーリー・グループ シニア・マネジャー
・判断における賢さとは何か【インタビュー】 社会脳が明かす意思決定のメカニズム
藤井直敬 神経科学者
・クラウドの知恵の活用法 他者の意見をいかに判断に取り入れるか
アレックス・サンディ・ペントランド マサチューセッツ工科大学 教授
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意思決定というテーマ、いまの興味関心にピンポイントだったので面白かった!
その中でも特に興味深かったのは、ライフネット生命保険、出口さんの
「質を高める「3つの鏡」 意思決定は結果である」というコラム。
3つの鏡とは、
※詳しくは購読を!(読書会やる人欲しい!)
この鏡の話も面白かったのですが、
個人的に一番刺さったのは、
意思決定の方法論をもっているか。
このフレーズです。
大事なことは、まず意思決定の方法を決めること
多くの人は意思決定の方法論を知らない。
転職の相談をされた際に、出口さんはこのようなことを言うらしいです。
一週間悩みに悩んで答えが出ないのは、辞めてもいいし、辞めなくてもいいと考えているからです。ということは、どちらに決めても大差はないということなのです。
悩む前に意思決定の方法を決めることで、よりスピーディーに仕事ができるようになる。
ふむふむ、なるほど!
「意思決定を極める」全体を読んでいて思ったのが
ビジネスは常に意思決定することが求められ、意思決定を楽しみ、その決断の結果を通じて成長できることが醍醐味だなと。
しかし、自分の普段の仕事を振り返っても、意思決定ってあまり意識的にやってない。
すでに決まっているTo Doだけがスケジュールに埋め込まれているケースが多い
予定を決める際に、こんな問いをスケジュールに対して
もつことも大事なような気がする。
こういったことを含めてスケジュールを組んでおくと、仕事の質や優先順位も変わってくるのではないかと思います。
大した意思決定が必要ない業務が1,2週間続いているようであれば、危機感をもった方がいいのかもしれない。また、チームのメンバーが、大した意思決定をしていないようであれば、メンバーの成長はない。
意思決定がない仕事が続いている=変化が生まれない⇒マンネリ化する⇒作業
になるので成果が上がらない
といった負のスパイラルが生まれる。
意思決定の方法論を決める前に、何の意思決定をするのか、するべきなのか
いつまでに決めるのかを明確にしていく。
この習慣は意識付けしていこう!
ルールが明確であれば、人に意思決定を任せられる。と出口さんは言う。
何のルールかと言うと、意思決定を任せるルール。
<優れた組織の意思決定>
プロジェクトベースで動くことの多い自分の仕事に置き換えて考えると
「意思決定の方法」を用意することを、もっと意識しないといけないと感じています。
組織内であれば、意思決定のルールは仕組み化されている。
(トップダウンや、リーダーへの依存などなど
タイトルは「意思決定を極める」
Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2014年 03月号 [雑誌]
簡単に内容紹介
----------------------------------
・質を高める「3つの鏡」意思決定は結果である
出口治明 ライフネット生命保険 代表取締役会長兼CEO
・分類して適切な対応を考えよ 戦略的判断に理論は有効か
フィル・ローゼンツワイク IMD 教授
・問題の性質を見極め、精緻に選ぶどの意思決定にどのツールを使うべきか
ヒュー・コートニー ノースイースタン大学 ダモア・マッキン・スクール・オブ・ビジネス 教授 ダン・ロバロ シドニー大学 教授
カルミナ・クラーク マッコーリー・グループ シニア・マネジャー
・判断における賢さとは何か【インタビュー】 社会脳が明かす意思決定のメカニズム
藤井直敬 神経科学者
・クラウドの知恵の活用法 他者の意見をいかに判断に取り入れるか
アレックス・サンディ・ペントランド マサチューセッツ工科大学 教授
----------------------------------
意思決定というテーマ、いまの興味関心にピンポイントだったので面白かった!
その中でも特に興味深かったのは、ライフネット生命保険、出口さんの
「質を高める「3つの鏡」 意思決定は結果である」というコラム。
3つの鏡とは、
- 普通の鏡(元気で明るく生きていることを確認する)
- 歴史の鏡(よい意思決定をするには、教養や歴史を学ぶ)
- 人間の鏡(誤りを直言してくれるスタッフをおく)
※詳しくは購読を!(読書会やる人欲しい!)
この鏡の話も面白かったのですが、
個人的に一番刺さったのは、
意思決定の方法論をもっているか。
このフレーズです。
意思決定の方法論
意思決定が出来ない人は、意思決定のやり方を知らないだけだ。自分なりの「方法論」を明確に決めておけば、意思決定において、ほんとに重要なことに頭を使うことができる。大事なことは、まず意思決定の方法を決めること
多くの人は意思決定の方法論を知らない。
転職の相談をされた際に、出口さんはこのようなことを言うらしいです。
「まず、回答期限の前の日の深夜◯時に意思決定すると決めてください。その日まで、必死に悩んでください。決めた時間になってもまだ答えが出ていなければ、一〇円玉を投げてください。表なら辞める、裏なら辞めない。それで終わりです。」
一週間悩みに悩んで答えが出ないのは、辞めてもいいし、辞めなくてもいいと考えているからです。ということは、どちらに決めても大差はないということなのです。
悩む前に意思決定の方法を決めることで、よりスピーディーに仕事ができるようになる。
ふむふむ、なるほど!
スケジュールを組む際に意思決定を意識する
「意思決定を極める」全体を読んでいて思ったのが
ビジネスは常に意思決定することが求められ、意思決定を楽しみ、その決断の結果を通じて成長できることが醍醐味だなと。
しかし、自分の普段の仕事を振り返っても、意思決定ってあまり意識的にやってない。
すでに決まっているTo Doだけがスケジュールに埋め込まれているケースが多い
予定を決める際に、こんな問いをスケジュールに対して
もつことも大事なような気がする。
- 今週に決めるべきことはな何か?
- 明日に決めるべきことは何か?
- その意思決定をすることでどんな変化を生み出すことができそうなのか。
こういったことを含めてスケジュールを組んでおくと、仕事の質や優先順位も変わってくるのではないかと思います。
大した意思決定が必要ない業務が1,2週間続いているようであれば、危機感をもった方がいいのかもしれない。また、チームのメンバーが、大した意思決定をしていないようであれば、メンバーの成長はない。
意思決定がない仕事が続いている=変化が生まれない⇒マンネリ化する⇒作業
になるので成果が上がらない
といった負のスパイラルが生まれる。
意思決定の方法論を決める前に、何の意思決定をするのか、するべきなのか
いつまでに決めるのかを明確にしていく。
この習慣は意識付けしていこう!
意思決定の仕組みをルール化する
ここからは組織やチームにおける意思決定の話。ルールが明確であれば、人に意思決定を任せられる。と出口さんは言う。
何のルールかと言うと、意思決定を任せるルール。
<優れた組織の意思決定>
意思決定を任せることで、人は成長する。小さな意思決定を任せる習慣を持たなければ、永遠に人は育たない。意思決定を任せて人が育てば上司に余裕ができ、より大きな意思決定のために時間が捻出できる。
- トップは何を意思決定するのか
- PR担当は何を意思決定するのか
- 新人は何を意思決定するのか
チームにおける意思決定
プロジェクトベースで動くことの多い自分の仕事に置き換えて考えると
「意思決定の方法」を用意することを、もっと意識しないといけないと感じています。
組織内であれば、意思決定のルールは仕組み化されている。
(トップダウンや、リーダーへの依存などなど
悪い意味での仕組み化のケースもあると思いますが)
プロジェクトを組む際は、意思決定に焦点を当てて役割分担をすることで
円滑に進められるケースもあるんじゃないかなと。
意思決定の役割分担が明確にされていれば、人が育ち、スピード感のある仕事ができる。
何のために部署を分けたり、チームを分けているのか・・ということを改めて考えたときに「意思決定の質とスピードを上げるため」と考えるとわかりやすいなと思いました。
最後に
仕事は目的と結果とコストが命
ここをシビアに考えながら仕事に取り組んでいきたいものです。
プロジェクトを組む際は、意思決定に焦点を当てて役割分担をすることで
円滑に進められるケースもあるんじゃないかなと。
意思決定の役割分担が明確にされていれば、人が育ち、スピード感のある仕事ができる。
何のために部署を分けたり、チームを分けているのか・・ということを改めて考えたときに「意思決定の質とスピードを上げるため」と考えるとわかりやすいなと思いました。
最後に
仕事は目的と結果とコストが命
ここをシビアに考えながら仕事に取り組んでいきたいものです。