「秘伝すごい会議」をブックオフで購入して読みました。 すごい会議とは? すごい会議を一言でまとめると 意思決定を促す、実行力を高めるための会議手法。 意思決定力、実行力といった人に依存する能力をここまで体系化して、プログラムとして落としこんでいるのは単純にすごいと思う。 本当の定義はこちらから。 http://sugoikaigi.jp/ デザイン思考やワークショップのようなアイデア創発型とはまた違う。 すごい会議は、組織変革のための会議手法。 共通しているのは、どうすれば参加者が能動的に関わり、会議=グループワークの中から変化を起こしていけるか。 あえて、「すごい会議」という名前をつけて非日常の場をつくることで変化をつくることに結びついてくるのだと思う。 「すごい会議」では、普段許していることを許さない。たとえば、 ・質問に対して「わかりません」を許さない ・時間に遅れてくることを許さない ・何の提案もないコメント、批判を許さない ・期日が決められない行動、計画を許さない すぐにでも実行できるポイント 本の中に具体的な手法も紹介されているため、その中から日々の仕事に落とし込めそうなことをまとめてみた。 ①HOW重視〜 どのようにすれば〜だろうか?〜 すごい会議では、WhyよりもHowを重視する。 (例) なぜ遅刻したのか?ではなく、どのようにすれば遅刻をしなくだろうか? という問いをつくる。 Whyなぜ?が多くなると、言い訳が出てくる。 なぜ遅刻したのか?⇒電車が遅れていたからです。ちょっと体調が悪くて・・・ よくある生産性が全くないコミュニケーションで終わるケースです。 どのようにすれば〜だろうか? という質問スタイルに変更することで、変化の起きる行動が出てくる。 IDEOのブレストでも大切にされるのは、How might we〜どうすれば私たちは〜できるだろうか? という問いであり共通していますね。 ②コミットメントを確認〜 行動した結果、何を達成するのか?〜 ここを表現したのがコミットメント。 (例) 2014年12月31日までに 私たちは、関西で№1のマーケティング会社となる。 作成したコミットメントリストは発言してもらう、確認する。