僕が暮らしている障害のある人とない人が一緒暮らすシェアハウスいこっと
本日入居者ミーティングが行われ
そのテーマは「共有備品って何?」
いこっとでいう共有備品とは、シェアハウスの共有スペースで活用する生活必需品のこと(この定義は曖昧ですが)毎月共有備品代を入居者全員から集めて、生活に必要なものを購入します。
なぜ共有備品をテーマに話し合いが行われたかというと・・・
何が共有備品で何を私有物とするかが、入居者同士で認識が違って
お金も関わる部分なので一度、明確化することが大切だよねという話になったためです。
なかなか話合うと面白いものもあったので共有します。
たとえば「掃除道具」「洗剤」「お皿」
ここらへんは皆で使うし、共有備品とすることは全員納得
「バランスボール」「写真」「お花などの装飾品」
絶対に生活に必要なものではないけど生活を豊かにするもの
ただ、切り詰めて生活をしている人もいるから
すべて備品代で支払うのは難しいよねと。
個人の趣味が含まれる場合は、プロジェクト性にして
興味のある人がお金を出し合って購入することに決定。
それでは「米」「調味料」
米は皆食べるから共有備品
調味料は・・・
料理を普段からする人は調味料にこだわるけれど
普段料理をしない人は、最低限のものでいいよねと。
共有備品とするのは基本の
「さしすせそ」+α
砂糖、塩、酢、醤油。その味噌は個人でもっているから
いこっと流のさしすせそを作ろうということに決定。
「町内会費」
町内会費ってそもそも払っているんだ・・・
費用は1人年間200円。
それなら共有備品代で支払って問題ないよねと。
「洗濯機の修理費」
だれが壊したのかによるのではないか?
運営側との契約内容はどうなっているか?
などなど次回の入居者ミーティングで検討することに。
その他にも「カレンダー」「ピアノ」「シャンプー・ボディーソープ」など色々と出ていましたが割愛。
自分は個人的なものも共有してしまったほうが生活が豊かになるのではと考えていますが
当然その考えは人によってそれぞれ違います。
自分の考えを押し通しているだけでは共同生活は成り立ちません。
多様な人が集まって暮らすいこっとでは
『自分の率直な意見』と『価値観も考え方も好みも習慣も違う他者の意見』の両方を尊重し、お互いが肯定的な状態で共存できるコミュニケーションが大切なのだと改めて実感したミーティングでした。
他のシェアハウスでは、共有備品に関してどのような議論がされているのでしょうか?
もしおもしろいエピソードがあれば教えてください。