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【発想する組織】コミュニティ・オブ・プラクティスから学ぶ/知識共有とコミュニティ形成について

どうすれば社内でナレッジを有効に共有できるか?


トップダウンではなく、現場で意志決定を行える柔軟な組織をつくるためには
社内に蓄積されている知識やノウハウをどこまで共有できているかが大切だなと思っています。

  • どうやって学習コミュニティを形成するのか?
  • 学習コミュニティを組織の中にどのように位置づけるのか?
  • 最終的な利益につなげていくためには?


こういった問いに答える上で、参考になるのがコミュニティ・オブ・プラクティス

Kindleで読んでます!




コミュニティ・オブ・プラクティスに記載されている
社内外でコミュニティ設計をする上で確認しておきたいポイントを簡単にまとめました。

コミュニティをつくるって抽象的だけれど、
一つひとつ定義していく必要がありそうです。


◎実践コミュニティ設計前に定義すること

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①領域 一連の問題を定義する知識の領域
②コミュニティ この領域に感心を持つ人々のコミュニティ
③実践 領域内で効果的に仕事をするために生み出す共通の実践
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共通する一連の状況や問題や考え方があるからこそ、知識を共有することができる。
コミュニティの設計の目標は、コミュニティ自身の中にある方向性や特性、エネルギーを引き出すことにある。


◎3つの要素を定義する際に質問すること

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❏われわれにとって本当に大切なのはどのテーマや問題なのか。
❏この領域は組織の戦略とどのように結びついているのか。
❏われわれにとってどんな利益があるのか。
❏われわれの領域での未解決の問題や最先端の問題は何だろうか。
❏われわれは領域の開発を進める上で、何らかの指導的役割を果たす用意ができているだろうか。
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◎コミュニティ設計後に意識すること

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1進化を前提とした設計を行う 
2内部と外部それぞれの視点を取り入れる 
3さまざまなレベルの参加を奨励する 
4公と私それぞれのコミュニティ空間を作る 
5価値に焦点を当てる 
6親近感と刺激とを組み合わせる
7コミュニティのリズムを生み出す
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孤立して働くのではなく、適切な知識やアイデアを常にコミュニケーションしながら獲得・構築し、仕事を進めるものだ。このような新しい働き方(ニュー・ワークウェイ)の実現が、実践コミュニティの一つのゴールである。

学習して、社内で知識やノウハウを創り出せることは、生き残っていくための条件だなと思います。
そうなると、知識創造のプロセスを組織内につくり、学習するコミュニティをつくり、維持できる人の存在ってこれから必要になってきそう。

※コミュニティマネージャーの役割的なところも本には記載されているので、そのうちまとめます。


まちづくり、コワーキングスペースやシェアハウスの運営などなど
何となく興味をもっていた分野が、少しづつ仕事の領域にも結びついてきた感がある・・

もう少し言語化していけるよう実践しながら学んでいこうと思います。

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スケッチノート

本を読みながら考えたことをビジュアル化してみました。

補足メモ

・コミュニティは組織の学習とイノベーションにまつわる、あらゆる能力を高めるために立ち上げる。

・効果測定は「知識」がビジネスプロセス全体にどのような影響を与えるか?与えたか?によって計測をする。
知識開発と事業戦略が連動しているかはチェックポイント。

・企業組織内で学習コミュニティが継続的に発展するためには、その成果を見える化する必要がある。
(例)
大型プロジェクトの獲得、顧客満足度の向上、マーケティング施策の改善による引き合い数の増加など

・知識経営のビジョン(目指すべき方向性)があるから、学習の文化が形成される。
戦略的にコミュニティ運営を行うためには、学習の優先順位や予算配分を明確に決めていくことが重要になる。

・オンラインとオフラインの連動
(例)
オンラインディスカッションの場と、ワークショップで 知識を身体的に理解するような場
両方が必要。
反転学習の実践方法や考え方は参考になるかもしれない。

・プロジェクトが進むにあたり、関わる人々がもつ知識が進化していくのが理想。
プロジェクトに知識指標をつくることが大切なのではないか。

・事例として参考になるのがIDEO ※もう少し研究したい
明確なデザインプロセスをつくり、フェーズごとに異なるチームを形成→新しいアイデアの創出につなげてきた。(フェーズゼロと呼ばれるプロジェクト)






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