スキップしてメイン コンテンツに移動

Kurosawa家の「家族会議」

2013年1月2日は特別な日になるらしい。父親曰く。

久しぶりに(はじめて?)家族会議を開きました。

よみうりランドのゴルフ練習場に行った後に、家ですき焼きを食べた後。
計画をしていたわけではないのですが、
相続・資産の話から生き方・死に方の話に急展開。
父親の愛車
どう生きたいと思っているのか?を家族全員で共有する。

家族の死生観について


老人ホームに入りたいという母。
僕と父は反対。兄は賛成。

なんで反対だったかというと
老人ホームでも人と関わることはできるかもしれない、
自分の好きなこともできるかもしれない。

ただ、何か物足りない気がする。

親には豊かな人間関係の中で、社会との接点をもちながら生きていってほしい。
それが豊かさだと思うしね。

父親は、白洲次郎が理想。

病院まではスカイラインGTRを自分で運転して向かう。
そうだね。かっこ良く生きて、死ぬ直前までかっこ良い生き方を貫いてほしい。

死に方なんて選べないと母。確かにそうだと思う。
でも、どう理想を描くが大切なんだという父の言葉に大きく共感する。

実際にどう生きたかは、大した問題ではないのです。
大切なのは、どんな人生を夢見たか、ということだけなの。
By ココ・シャネル

両親に向けたコミュニティもデザインしていきたいと、ちょっとだけ考える。

イメージは畑つきのシェアハウスかな?

人との関係性の中で、自分の役割があって、豊かな人間関係がある暮らしが良いかと。

豊かた暮らしとは何か、豊かた生き方とは何か?
一番身近で大切な人の「人生」から出発して考えていくと
また違う何かが見えてくるかもしれない。

来年2014年1月2日にどんな話ができるか、どんな報告ができるのだろうか。

父親は、お酒も入り2013年1月2日を特別な日だと何度も言っていました。
突発的な家族会議から自分の人生・家族の人生をもう一度考えなおす。

最後に父からアドバイス。

自分の人生の脚本を書きなさい。
脚本通りに進まないかもしれないけれど、ストーリーを描き、それに合わせて自分を演じていくことが大切なんだと。

後はお前たちに任せたという父親の言葉を胸に、自分の人生の脚本を書き
1日1日を大切に生きていきたいと思います。

このブログの人気の投稿

Googleの創業者、ラリー・ペイジによるミシガン大学のスピーチ

仕事は世界を変える気持ちでワクワクと。 でも、一番大切なのは家族。 Google創設の裏にある家族との関係性や物語。 僕にとってはジョブズに続く、いつも聞き返したいスピーチ。 [全訳] Class of 2009! First I’d like you to get up, wave and cheer your supportive family and friends! Show your love! It is a great honor for me to be here today. Now wait a second. I know: that’s such a cliché. You’re thinking: every graduation speaker says that – It’s a great honor. But, in my case, it really is so deeply true – being here is more special and more personal for me than most of you know. I’d like to tell you why. 今日、この場にいられることは、私にとって大変光栄なことです。いや、ちょっと待ってください。いまの台詞は確かに月並みすぎます。皆さんも思ったでしょう。卒業式のスピーカーというのは、決まって「大変光栄なことです」と言うものだと。でも私の場合は、本当に心からそう思っているのです。私にとってこの場にいることは、皆さんの大半が考える以上に、特別で個人的な意味のあることなのです。 その理由をおお話しましょう。 A long time ago, in the cold September of 1962, there was a Steven’s co-op at this very university. That co-op had a kitchen with a ceiling that had been cleaned by student volunteers e very decade or so.   Picture a college girl named Gloria, climbin...

メタファーを活用したユーザー調査について(ZEMT法)

最近、マーケティングの施策を考えるときに もっと、ユーザーの行動や感情に目を向けないとなと考えるようになっています。 コトラーのマーケティング3.0を読みかえしていて、ブランドストーリーの構成要素の箇所が目に止まりました。 コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則 コトラーらによれば、ブランド・ストーリーにはキャラクター、プロット(筋書き)、メタファー(比喩)といった3つの重要な構成要素がある。優れたストーリー・プロットには、チャレンジ型(ヒーローが困難な敵を倒す)、コネクション型(この世に存在する断絶を埋める)、クリエイティブ型(新しい解決方法を生み出す)がある。また、そのさい、消費者の意識の根底にあるメタファーを明るみにする作業が有効である。例えば、7大メタファーとして、バランス、変化、旅行、容器、つながり、手段、コントロールがあるという。そしてキャラクターはストーリーの要である。「コトラーのマーケティング3.0」 消費者の意識の根底にあるメタファーを明るみにする作業 ここからインサイトを把握するプロセスはもっと現場に起こし込めるといいなと考えています。 理論的なところを勉強するより 形を変えながらでも実施して、何とかユーザーのことを理解しようという意識をもち動くことが大切だと感じています。 先日に書いた 伊右衛門のコンセプトメイキング についてでも、メタファーを活用した質問をして コンセプトをつくりだしたのは、専門性のある調査を実施したからではなく 何とかユーザーのことを理解しよう、お茶と生活との関係性を根本的に問い直そう といった調査に取り組む前のスタンスがあったからこそ成功したのだと思うのです。 優れたプロダクトやサービスのコンセプトをもっている企業は、 徹底的にユーザー調査を行い、ユーザーを理解し、そこからブランドのストーリーを組み立てている。 だから、ユーザー調査(特にメタファーを活用した手法)は現場で実践していこうと思っています。 ZEMT法 マーケティング3.0の中でも紹介されているのがZMET法。 ZMET調査(Zaltman Metaphor Elicitation Technique:ザルトマン・メタファー表出法)」 ザルトマンは、この手法を開発した...

【アイデア】6月、神無月(みなづき)のキャッチコピー

6月に読まれた俳句 降音や 耳もすふ成 梅の雨(松尾芭蕉) ふるおとや みみもすうなる うめのあめ 梅雨の漏 防ぐバケツも また漏りぬ つゆのもれ ふせぐばけつも またもりぬ 梅雨の道 傘へ入りき てをしふなり つゆのみち かさへはいりき てをしふなり 5月後半から梅雨入りです。 日本の梅雨は世界でもかなり独特な気候のようです。 雨の中にいる人たちの心理はどんなものでしょうか? 雨だから気持ちもどんより、落ち込んでいる? そんな単純なものじゃないでしょう。 梅雨の時期だからこその気持ちを載せたコピー 雨上がりの水たまり、空に触れる唯一の方法 あの人の利き手を知った。 twitterによせられた #雨が好きになるコピー まとめ http://matome.naver.jp/odai/2133437829260371801 キャッチコピーと恋のマッチングは大切ですね。 父の日のキャッチコピー 6月の中旬に入ると父の日ですね。 お父さんありがとう なんて素直に言えないです。 「父が照れる」を、私がもらう。 無愛想でぶっきらぼう。いつだって言葉足らずか、一言多い。 思いを伝えるのが下手な父だから、ぶつかることもあったけど。 それでも父なりに私のことを考えてくれていたんだなと、 今ならば思います。ありがとう。本当に。 面と向かってはとても言えないから、気持ちを贈ります。 どんな顔、するんだろう。6月の、その日。誰よりも幸せなのは、 父さん、真っ赤に照れるあたなを見る私です。 6・20 父の日 東武百貨店 じつは、おかあさんでもイマイチわからないのが、 おとうさんの感激のツボ。 お仕事がんばってるナとか、最近疲れてない?とか。 おとうさんって、観察すると、わかりやす~い。 こんなものあげたら、きっとイチコロだ!ってネ。 ん?娘だからわかっちゃうのかなあ。 東急ハンズWEBサイト http://www.tokyu-hands.co.jp/fathersday / 娘から  絵文字混じりの 「ありがとう\(^_^)/」 東急百貨店の「父の日」川柳 父の日には変化球を投げたくなるものです。 くちなし...