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共同体とコミュニティについてのメモ

共同体やコミュニティって何のために必要なのだろうか

 マズローが著者「完全なる経営」で述べていた言葉
「人間の本性はどれほどいい社会を築き得るのか、社会はどれほどいい人間性をもたらしうるのか、社会の本性はどれほどいい社会を実現しうるのか、ということである」

「個々のセラピストの力ではどうすることもできないような問題でも、良き共同体、良き組織、良きチームが解決してくれるのである」

より良い組織、良い共同体をつくること、いわゆる「自治」の取り組みが必要だということ
「自律した個人」を目指すだけではなく
個人の先にある、共同体、さらにその先にある社会とのつながりを意識できるかが働きがいや生き甲斐を考える上で重要だと考えている

社会→組織→個人という時代から
個人→組織→社会という方向に流れが変わってきているのかと

宮沢賢治は著書「農民芸術概論」にて
「「嘗てわれらの師父たちは乏しいながら可也楽しく生きていた/そこには芸術も宗教もあった/いまわれらにはただ労働が生存があるばかりである/宗教疲れ近代科学に置換され然も科学は冷たく暗い/芸術はいまわれらを離れ然もわびしく堕落した/・・・/いまやわれらは新たに正しき道を行きわれらの美をば創らねばならぬ」 
と述べている

もう一度、自分たちの生活や仕事の在り方を見つめ直し、宮沢賢治が言う「われらの美」とはどういうことなのかを考えていくこと

そして、生活や仕事の中に美を見いだすことができるような共同体が必要なのだろう

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