スキップしてメイン コンテンツに移動

【企画案】営業職のパラレルキャリアをつくるプロジェクト Sales for social change



2016年に入って企んでいる案があります。

企画案をオープンにしてみて、何かしらフィードバックを受けながら形にしていきたいと思っています。


企画を一言でまとめると、「営業職のパラレルキャリア支援プログラムをつくること」
名付けて変革する営業チーム Sales for social change

パラレルキャリアとは、現代経営学を発明したピーター・ドラッカーが提唱する概念です。簡単にいえば、現役のビジネスマンが、本業を続けながら、同時にそれ以外のことにチャレンジすることです。
http://w-kawara.jp/working-hours/work-design3/







企画の背景













新卒で今の会社に入社して、営業畑で6年間仕事をしてくる中で、
営業職にどこかネガティブなイメージがあるなと、ずっと感じてきました。

・営業職って専門職としてあまり認知されていないな・・・
・営業職って横のつながりが少ないな・・・
・まわりで営業職を辞めたいと思っている人多いな・・・












営業職は組織に必要とされているけれども、課題が多い職種です。



そこで!

営業職同士が横のつながりをつくって、知識やスキルを交換し合い、営業職としてのプロ意識を見直すプログラムをつくれないか?と考えてみました。



営業職の課題解決策













立ち上げ期のNPOをはじめとしたソーシャルスタートアップに関わることは、
営業力を磨く環境として相応しいのではないか?と考えてみました。
自分自身も営業職をやりながら、NPOの立ち上げ期に関わることで、プラスになった要素がたくさんありました。


世の中にアイデアやビジョンを売り込んでいくプロセスを体感することで、営業の醍醐味を実感することができる、見えないものを売るスキルを磨くことにつながる。

そして、プロとしての営業スキルを活かして関わる人を増やすと、NPOも営業職の人もWin-Winの関係になるのではないか?と考えてみました。









営業職の学習は、経験則に頼ってしまう、社内で閉じこもりがち、研修プログラムは現場でかけ離れていて活かしにくい・・・といった課題があるように感じています。


具体的なイメージ








Ω


このような企画イメージです。


これから営業職に求められるスキルは変わってくるはず。

・組織を超えた横のつながりをつくる
・ネットワークの中で知識・スキルを交換しながら磨く
・分野を横断したリソースを組み合わせて、新しいコトをつくる→売る
・インセンティブではなく、内発的モチベーションで動く

こんな営業になることが求められてくるのではないかと考えています。




営業職のイメージや役割を再定義する、営業職の学習環境をつくることをやっていきたいと考えています!


同じような課題感を持たれている人がいれば一緒にやりましょう!


補足


先日につぶやきましたが、すでに営業でパラレルキャリアを実践されている方々はたくさんいると思います。パラレルキャリアを実践する営業の人と意見交換もしてみたいです。


KurosawaTomoki
営業職のパラレルキャリアを推奨する記事発見!女性営業の方々は先進的な取り組みされている・・・ あなたの営業力は会社の外でも活かせる! パラレルキャリアのススメ【連載:太田彩子】 - 営業type https://t.co/oDCp6mYkuY via @salestype_mag
2016/01/31 10:27

営業職のパラレルキャリアを、かってに「パラレルセールス」と名付けています。

KurosawaTomoki
営業を生業とする人がNPOに関わる→社会課題の解決に向けて営業力をフル活用する→越境することで営業スキルを磨く→企業とNPO、2枚の名刺を持って営業職としてのキャリアをつくる・・・ これを「パラレルセールス」と命名することにしようかな。
2016/01/31 10:07

このブログの人気の投稿

マーケティングの上流部分を設計するために身につけたいこと×3

4月からチームが変わり、フレッシュな新人も入り、、 改めてこれから求められるマーケッターってどんな人だろうか?と考えるようになりました。 自分の中では、これから求められる人材は上流部分を設計できる人。 マーケティングの上流部分とは ①コンセプト・戦略などの上流部分を設計できる人 ②アイデアを付加価値として出せる人 ③ビジネスモデル全体を理解して、長期的な戦略を構築できる というような要素をもっている人ではないかと思っています。 加えて、掲げたコンセプト、戦略を ・組織の「意思決定」までもっていける ・必要な人材を定義して、実行プロセスまでリーダーシップを発揮できる といったところまでできるとさらに良し。 上流部分を設計するために活用できる方法はたくさんあるけれど、今回は必要な「考え方」にフォーカスして、「身につけたいこと」まとめてみました。 社内の研修資料をつくっていて、これは共有できるといいなと思うことがボヤっとでてきたので・・・ 内容 アイデアは描く ビジュアルシンキングを身につける 戦略家としての表現方法を身につける 読書術を身につける ノート ①アイデアは描く ビジュアルシンキングを身につける ビジュアルシンキングは絶対に身につけた方がいい。 パソコンに向かって仕事をしたつもりになる、クライアントと打ち合わせをして、その場で言われていることを頑張ってタイピングして議事録をつくれば満足してしまうことは避けないとだめ。 ビジュアルシンキングを学ぶなら、この本を熟読すればOK。 描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング 参考URL ダン・ロームのビジュアルシンキングに関して概要がまとまっている記事です。 【オススメ】「超ビジュアルシンキング」ダン・ローム http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/51668004.html ・MicrosoftのOffice(症候群PowerPointやExcel)に陥らない ※絶対に必要なソフトではあるけど フロッグの創始者ハルトムット ・エスリンガ ー

Googleの創業者、ラリー・ペイジによるミシガン大学のスピーチ

仕事は世界を変える気持ちでワクワクと。 でも、一番大切なのは家族。 Google創設の裏にある家族との関係性や物語。 僕にとってはジョブズに続く、いつも聞き返したいスピーチ。 [全訳] Class of 2009! First I’d like you to get up, wave and cheer your supportive family and friends! Show your love! It is a great honor for me to be here today. Now wait a second. I know: that’s such a cliché. You’re thinking: every graduation speaker says that – It’s a great honor. But, in my case, it really is so deeply true – being here is more special and more personal for me than most of you know. I’d like to tell you why. 今日、この場にいられることは、私にとって大変光栄なことです。いや、ちょっと待ってください。いまの台詞は確かに月並みすぎます。皆さんも思ったでしょう。卒業式のスピーカーというのは、決まって「大変光栄なことです」と言うものだと。でも私の場合は、本当に心からそう思っているのです。私にとってこの場にいることは、皆さんの大半が考える以上に、特別で個人的な意味のあることなのです。 その理由をおお話しましょう。 A long time ago, in the cold September of 1962, there was a Steven’s co-op at this very university. That co-op had a kitchen with a ceiling that had been cleaned by student volunteers e very decade or so.   Picture a college girl named Gloria, climbing up

メタファーを活用したユーザー調査について(ZEMT法)

最近、マーケティングの施策を考えるときに もっと、ユーザーの行動や感情に目を向けないとなと考えるようになっています。 コトラーのマーケティング3.0を読みかえしていて、ブランドストーリーの構成要素の箇所が目に止まりました。 コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則 コトラーらによれば、ブランド・ストーリーにはキャラクター、プロット(筋書き)、メタファー(比喩)といった3つの重要な構成要素がある。優れたストーリー・プロットには、チャレンジ型(ヒーローが困難な敵を倒す)、コネクション型(この世に存在する断絶を埋める)、クリエイティブ型(新しい解決方法を生み出す)がある。また、そのさい、消費者の意識の根底にあるメタファーを明るみにする作業が有効である。例えば、7大メタファーとして、バランス、変化、旅行、容器、つながり、手段、コントロールがあるという。そしてキャラクターはストーリーの要である。「コトラーのマーケティング3.0」 消費者の意識の根底にあるメタファーを明るみにする作業 ここからインサイトを把握するプロセスはもっと現場に起こし込めるといいなと考えています。 理論的なところを勉強するより 形を変えながらでも実施して、何とかユーザーのことを理解しようという意識をもち動くことが大切だと感じています。 先日に書いた 伊右衛門のコンセプトメイキング についてでも、メタファーを活用した質問をして コンセプトをつくりだしたのは、専門性のある調査を実施したからではなく 何とかユーザーのことを理解しよう、お茶と生活との関係性を根本的に問い直そう といった調査に取り組む前のスタンスがあったからこそ成功したのだと思うのです。 優れたプロダクトやサービスのコンセプトをもっている企業は、 徹底的にユーザー調査を行い、ユーザーを理解し、そこからブランドのストーリーを組み立てている。 だから、ユーザー調査(特にメタファーを活用した手法)は現場で実践していこうと思っています。 ZEMT法 マーケティング3.0の中でも紹介されているのがZMET法。 ZMET調査(Zaltman Metaphor Elicitation Technique:ザルトマン・メタファー表出法)」 ザルトマンは、この手法を開発した