7月14日、15日と、一般社団法人ソーシャルビジネスネットワーク主催の復興ギャザリングに参加してきました。 震災後始めて被災地を訪れた。 そこで感じたのは、未来をデザインしていく上で東北がもっている可能性。 都市に暮らす僕たちは、どのように震災を捉え、東北と恊働し、そこから何を学び 最終的に、都市の暮らしをデザインしていくのかをもっと深く考えないといけないと 思っています。 僕が復興ギャザリングに参加する中で一番強く感じたのは 市民自らが陸前高田市の未来づくりに主体的に関わっているということ。 自分たちで故郷である陸前高田市を復興させようという強い思いをもち活動を行っていることを知る。 一人一人の市民の声からは、自分たちの故郷、文化、歴史、産業を自分たちの手で守っていくという強い思いがあった。 市民が中心となって知恵を出し合い、目の前の課題を一つ一つ解決していく活動の紹介からは、多くの希望を感じる。 東京では市民中心のデザイン、コミュニティデザインなど難しい言葉が使われているけれど 陸前高田には、その土壌がすでにある。 ギャザリングが終わり、東京に帰ってきて考えたのは「東北から継続的に関わり学びたい」ということ。 被災地に住む方をはじめ、参加者の皆さんと対話する中で感じた、人と人との関係性を取り戻そう、文化的な側面を見つめ直そう、市民が中心となって町をつくっていこうとする考えと取り組みには、今後の日本社会を考える大きなヒントが含まれているような気がしてしょうがない。 東京に住む僕たちは、東北のためにではなく、東北とともに日本を考え、復興に向き合う考え方や手法を学び、最終的には、自分たちの住む都市、町づくりに活かしていくという発想が大切になってくるのではないかと思います。そのために継続的に東北と関わり続けようと思っています。 気仙太鼓 耳で聞くのではなく腹で聞く