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3月, 2016の投稿を表示しています

PRの効果測定は広告価値に換算することが正しいのだろうか?

PRとは何か? パブリック・リレーションズ(英語:public relations、略称:PR)とは、国家・企業・団体などの組織体または個人が、一般大衆に対して情報を伝播したり情報や意見を受け入れること。 PRの効果測定ってどうやっていますか? マーケティングの仕事をしているとPRの企画にもちろん関わります。自分のようなWEB広告畑で育った人間にとって、PRは「広告に換算するとどれくらいだろう?」という効果測定を当たり前のようにしていました。 Newspicksでこの記事に出会い、あ、自分のPRに対する認識、特にPRの効果測定に対する認識は間違っていたかも・・・と思いました。 ということで、今回のブログテーマは、PRの効果測定について。 まずは記事の共有から。 嶋浩一郎さんに聞く「PRパーソンがパブリシティだけをする時代は終わりました」 https://newspicks.com/news/1435778?ref=pickstream_291503 Newspicksでの自分コメント PRの効果測定をする=広告効果として測定する=売上にどれくらいインパクトがあったかを計測する・・・という認識をもっていました。完全に間違っていたなと反省。ですよね、パブリックリレーションだから、社会に対して発揮した価値で効果測定がされるべき。その視点があるから、本当に世の中の空気をつくる企画が生まれる。 今までは、パブリック、社会への影響力ってどれくらいあったの?ということを度外視してしまっていました。でも、単純に自社の利益だけ考えたPR施策では、世の中の空気をつくるような企画はつくれないよな・・・と思い直したのでした。 では、どうすれば社会への影響力を意識したPR企画をつくれるのか? 効果測定をするときの指標に、「社会視点」を入れることができればいいのではと考えています。 PRの効果測定について PRの効果測定は、組織にとってPR施策は有効的だったのか?という視点と、社会にとってPR施策は有効的だったのか?という視点。 この2つの視点をもつことが重要ではないかと考えています。 真のPR効果測定(組織視点+社会視点の両立)のために何ができるか、という点を少しまとめてみました。 世の中にはどんなPR効果測

マーケティング近視眼に陥らないためのシナリオプランニング

マーケティングの仕事をされている方。 近視眼に陥っていませんか? 戦略が設計できていないのに、プロモーションのことに時間もお金も投資して、あれれ・・・となってしまうことがマーケティングの世界では多いと感じています。 マーケティング近視眼 レビットのマーケティング近視眼はマーケッター必読です。 WEBで簡単にお復習いはこちらから http://marketing-campus.jp/lecture/noyan/066.html マーケティング近視眼のポイントは「業界定義の誤り」にあります。 レビットの名言 鉄道会社が衰退したのは、経営者の発想が顧客中心(顧客にとっては移動する手段)でなく、製品中心(鉄道という製品事業)にあったからである  「 レビットのマーケティング近視眼より」 マーケティング現場でよくあること さて、マーケティングの現場はこんなことになっていませんか? ・組織内部に視点が集中してしまう ・顧客や市場が見えずに、営業や広告の戦略を設計してしまう ・営業や広告に投資してしまったからには、投資対効果をよく見せたいために、表面的なKPI目標が設定される ・戦略がないが実行部分は頑張る 結果・・・いつの間にか新規参入業者、代替品が現れ市場シェアが奪われる WEBマーケティングの世界 WEBマーケティングの世界でも同じことが起こっていると思っています。 テクノロジーが進化し、ツールが増えてくると、新しい技術を導入することを頑張ってしまって、戦略設計のことは議論されない。こんなことに陥りがちです。 ・このキーワードでSEO順位を10位以内にあげる ・競合が導入している広告予算を調査して、それを根拠に予算を決める・・・ ・・・・・・・・・・近視眼に陥ります。 さて、どうすればマーケティング近視眼に陥らないか? シナリオプランニング 自分は、近視眼に陥らないために、「シナリオプランニング」という手法を活用しています。 戦略をつくってください!と依頼があっても難しい。今まで型がなかったから。 だから、わかりやすい戦術の実行部分に時間も人もお金も投資することになるのですが・・・ シナリオプランニングを活用すると、外部環境を